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取扱作家一覧|掛け軸・書画の買取対応作家
掛軸の作家別買取価格とは、作者ごとに真筆・複製・書などの相場をまとめた目安です。掛軸・書画の買取でご依頼の多い作家を、五十音順・分野別・時代別にまとめました。作家名が分かれば買取価格帯の目安と査定の見どころをご確認いただけます。落款(作者の署名と印)が読めず作家が分からない場合の調べ方もご案内します。

取扱作家一覧(五十音順)
このページの要点
- 作家別の掛軸買取価格は、真筆であることを前提とした目安で、同じ作家でも寸法・画題・状態で幅が出ます。
- 掲載作家:日本画・水墨画・書・中国書画の主要作家19名を、五十音順・分野別・時代別に掲載しています。
- 価格帯の例:山本梅逸5万〜60万円/橋本関雪10万〜120万円/川合玉堂20万〜200万円/富岡鉄斎20万〜300万円/円山応挙30万〜500万円(真筆と判断できる掛軸の場合)。
- 一覧にない作家:掲載のない作家、無名作家、無落款の軸も査定の対象です。
- 作家が分からないとき:本紙の全体・落款・箱書の3点を撮影してお送りいただければ、こちらで照合します。
個別ページを用意している19名を五十音順に並べました。各ページでは買取価格帯の目安を作品形式別の表で示し、続いて経歴・評価される画題・落款や印章の見方・真贋で注意したい点まで順にご説明しています。
- 池大雅(いけのたいが)日本南画を大成した文人画家。山水図と書。
- 伊藤若冲(いとうじゃくちゅう)動植物画。肉筆・拓版画・近年の複製で評価が分かれます。
- 上村松園(うえむらしょうえん)美人画。木版複製が多く流通しています。
- 狩野探幽(かのうたんゆう)江戸狩野派の祖。工房作・一門作も査定対象です。
- 川合玉堂(かわいぎょくどう)日本の田園風景と鮎。掛軸の点数が多い作家です。
- 小林古径(こばやしこけい)端正な線描。素描・下絵も拝見します。
- 斉白石(せいはくせき)中国近代書画。海老・草虫。現物確認を前提に査定します。
- 雪舟等楊(せっしゅうとうよう)伝雪舟筆・雪舟写しの扱いを詳しく説明しています。
- 仙厓義梵(せんがいぎぼん)博多聖福寺の禅僧。賛の内容が評価を左右します。
- 竹内栖鳳(たけうちせいほう)京都画壇の中心。動物画の評価が高い作家です。
- 張大千(ちょうだいせん)潑墨潑彩。来歴資料の有無が査定に影響します。
- 富岡鉄斎(とみおかてっさい)最後の文人画家。晩年の彩色作が高く評価されます。
- 白隠慧鶴(はくいんえかく)達磨図と大字の墨蹟。臨済宗中興の祖。
- 橋本関雪(はしもとかんせつ)中国古典に学んだ人物画と猿の絵。
- 東山魁夷(ひがしやまかいい)青の風景。版画の流通量が多い作家です。
- 平山郁夫(ひらやまいくお)シルクロード。エディション表記の確認が要点です。
- 円山応挙(まるやまおうきょ)写生画と円山派。応挙写しの扱いも解説します。
- 山本梅逸(やまもとばいいつ)尾張南画の花鳥図。中部地方で出会う機会の多い作家です。
- 横山大観(よこやまたいかん)近代日本画の代表格。複製・贋作の判別が要点です。
分野別の作家一覧(日本画・水墨画・書・中国書画)
お手元の軸がどの系統に属するかで、見るべき箇所が変わります。分野からお探しの場合は次を目安にしてください。
日本画(近代・現代)
横山大観・川合玉堂・竹内栖鳳・橋本関雪・上村松園・小林古径・東山魁夷・平山郁夫。岩絵具の発色、共シール(作家や遺族が貼る証票)、共箱の有無が査定の要点になります。軸装作品は日本画掛軸買取、額装は日本画買取をご覧ください。
水墨画・文人画(南画)
雪舟等楊・池大雅・富岡鉄斎・山本梅逸・狩野探幽・円山応挙。墨の階調と落款の彫り、箱書や極め書(鑑定者が書き付けた真贋の見立て)の内容が評価を左右します。水墨画掛軸買取と山水画掛軸買取もあわせてご確認ください。
書・禅画(墨蹟)
仙厓義梵・白隠慧鶴。禅僧の書画は文字(賛)の内容と伝来が価格に直結します。詳しくは書・書道作品(墨蹟)買取と茶掛・禅語掛軸買取へ。
中国書画
斉白石・張大千。真贋の論点が大きい分野のため、写真と現物の二段階で拝見します。中国掛軸・中国書画買取をご覧ください。
時代別の作家一覧
制作年代が分かると、想定される表装や紙の状態、真筆が残る割合の見当がつきます。
| 時代 | 作家 | 流通の特徴 |
|---|---|---|
| 室町 | 雪舟等楊 | 真筆は極めて少なく、伝承作・後世の写しが大半です。 |
| 江戸 | 狩野探幽/円山応挙/池大雅/伊藤若冲/白隠慧鶴/仙厓義梵/山本梅逸 | 一門・工房の作、門人の写しが多数流通しています。 |
| 明治〜昭和 | 富岡鉄斎/横山大観/竹内栖鳳/川合玉堂/橋本関雪/上村松園/小林古径 | 肉筆のほか木版複製・印刷が広く出回っています。 |
| 昭和〜平成 | 東山魁夷/平山郁夫 | 版画(リトグラフ・木版)が流通の中心です。 |
| 中国近現代 | 斉白石/張大千 | 模作が多く、現物確認を前提に査定します。 |
よくある誤解:作家名が分かれば価格も決まる
作家名は価格帯の入口にすぎません。同じ作家でも、肉筆か木版複製か、代表画題かどうか、共箱があるかで金額は10倍以上動きます。まず肉筆かどうかを分け、そのうえで寸法と状態を見る順序になります。
買取のご依頼が多い作家
直近でお問い合わせが多いのは、版画作品の点数が多い東山魁夷と平山郁夫、掛軸の残存点数が多い川合玉堂と富岡鉄斎、そして真贋のご相談が集中する横山大観です。
ご依頼の入口は大きく三つに分かれます。相続や遺品整理で蔵や押入れから出てきた場合、床の間のある家を手放すために整理される場合、そして茶道具一式の整理に伴って茶掛が出てくる場合です。いずれも1本からお預かりし、値が付かないと判断した軸についてもその理由をご説明します。
作家別の買取価格の目安
作家ごとの価格帯は各ページの先頭に表で掲載しています。全体の傾向としては、同じ作家でも肉筆掛軸・色紙短冊・版画/複製・下絵素描の順で評価が変わり、さらに寸法、画題、制作時期、表装、共箱や共シールの有無、シミや折れの程度で幅が生じます。
作家をまたいで比較したい場合は作家別 掛軸買取価格一覧、価格が決まる要素を先に知りたい場合は掛軸の査定基準をご覧ください。掛軸全体の相場観は掛軸買取相場・価格表にまとめています。
価格についての注記
市場動向・作品の状態により変動します。掲載価格は過去の取引をもとにした目安であり、買取価格を保証するものではありません。
一覧にない作家の掛け軸について
個別ページのある19名は、お問い合わせ数と検索需要をもとに選んだものです。一覧にない作家も買取の対象です。近現代の日本画家、日展・院展の作家、地方画壇の画家、書家、僧侶の墨蹟、中国書画の諸家など、掛軸・書画であれば作家名の有無を問わずお預かりします。
また、無名の作家や作者不明の軸でも、表装の仕立て、時代の紙質、画題の需要によって値が付くことがあります。判断がつかない段階でご処分されないことをおすすめします。無落款・作者不明の掛軸の査定で考え方をご説明しています。
一覧にない作家の掛け軸は買取できませんか?
買取できます。掲載しているのはご依頼の多い作家に限られ、地方の画家や無名の作でも表装・時代・保存状態から評価します。ただし印刷の複製と判明した場合は値が付かないこともあります。
作家名が分からないときの調べ方
落款が崩し字で読めない、印章(作者の押した印)の文字が分からないという場合は、次の順で確認すると手掛かりが得られます。
- 本紙(絵や字が描かれた紙・絹の部分)の左下または右下にある署名と印を、明るい場所で正面から撮影する
- 桐箱の蓋の表と裏、側面の書き付けを撮影する。箱書に作家名・題名・年記が入っていることがあります
- 軸を巻いたときに巻緒で留める部分の紙片(題箋・貼札)に作家名が書かれていないか確認する
調べ方の詳しい手順は落款・印章から作者を調べる方法にまとめました。読み取れないままで構いませんので、LINE写真査定から画像をお送りいただければ、こちらで照合します。
作家名が分からないときは何を見ればよいですか?
落款(署名)と印章、そして桐箱の書き付けの3か所です。この3点を撮影していただければ、多くの場合はこちらで作家の見当を付けられます。
無料査定のお申し込み
作家が判明している軸も、まだ分からない軸も、同じ手順でお受けします。写真をお送りいただくLINE写真査定、フォームからの無料査定お申し込みのいずれかをお選びください。点数が多い場合や大型の屏風がある場合は出張買取、遠方の場合は宅配買取で承ります。
査定料・出張料・宅配送料・キャンセル料はいただきません。お住まいの地域の窓口は対応エリア・全国41店舗からお探しいただけます。
作家別の価格比較は作家別 掛軸買取価格一覧、品目から探す場合は掛軸の買取品目一覧、書画全般は掛軸以外の書画買取(日本画・洋画・版画ほか)をご覧ください。落款から作者をたどる手順は落款・印章から作者を調べる方法にまとめています。
よくあるご質問
掛け軸の作家名からいくらで売れるか調べられますか
作家名が分かれば目安を確認できます。当サイトでは個別ページのある19名について、作品形式別の価格帯を表で掲載しています。たとえば富岡鉄斎の肉筆掛軸は30万〜300万円、川合玉堂は8万〜150万円、東山魁夷の版画は5万〜80万円です。作家をまたいで比較する場合は作家別 掛軸買取価格一覧をご覧ください。
一覧にない作家の掛け軸は買取できませんか
買取できます。個別ページのある19名は、お問い合わせ数と検索需要をもとに選んだものです。近現代の日本画家、日展・院展の作家、地方画壇の画家、書家、僧侶の墨蹟、中国書画の諸家など、掛軸・書画であれば作家名の有無を問わずお預かりします。ただし印刷の複製と判明した場合は値が付かないこともあります。
落款が読めず作家名が分からないときは何を見ればよいですか
落款(署名)と印章、そして桐箱の書き付けの3か所です。本紙の左下または右下にある署名と印を明るい場所で正面から撮影し、桐箱の蓋の表と裏、側面の書き付けもあわせて撮ってください。巻緒で留める部分の題箋に作家名が書かれていることもあります。手順は落款・印章から作者を調べる方法にまとめています。
同じ名前の作家が複数いる場合はどう判別しますか
落款の書体、印章の形と彫り、使用画材、表装の年代から絞り込みます。師系や生没年が離れていれば紙や絹の劣化具合も手掛かりになります。山本梅逸と中林竹洞のように同じ地域で活動した画家は特に取り違えが起こりやすいため、写真を数点お送りいただければ照合いたします。
作者が分からない掛け軸でも値は付きますか
付くことがあります。無名の作家や作者不明の軸でも、表装の仕立て、時代の紙質、画題の需要によって評価されます。判断がつかない段階でご処分されないことをおすすめします。考え方は無落款・作者不明の掛軸の査定で説明しています。
江戸時代以前の作家の軸は真筆が少ないと聞きました
雪舟、狩野探幽、円山応挙、伊藤若冲、池大雅、仙厓義梵、白隠慧鶴といった江戸期以前の作家は、真筆が極めて少なく、ご相談の大半は「伝」「写し」「一門・工房の作」「後世の模写」です。当社は真筆かどうかの一点ではなく、制作年代・絵師の力量・伝来・状態から評価し、その根拠をお伝えします。
現存している作家の作品も買取の対象ですか
対象です。ただし作家の存命中は市場価格が動きやすく、公募展の受賞歴や画廊での取扱状況によって評価が変わります。現時点の取引状況をふまえた金額をお伝えします。版画の場合はエディション番号と直筆サインの有無を確認します。
複数の作家の軸をまとめて査定してもらえますか
まとめて拝見します。相続や遺品整理で蔵や押入れから出てきた場合、床の間のある家を手放す場合、茶道具一式の整理に伴って茶掛が出てくる場合が主なご相談です。1本からお受けし、値が付かないと判断した軸についてもその理由をご説明します。点数が多い場合は出張買取が適しています。