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掛け軸買取の流れと必要書類|申し込みから入金まで
掛軸買取は、お申し込み、査定、金額のご提示、ご契約、お支払いの順に進みます。古物営業法にもとづく本人確認の書類と、入金までの日数をあわせてご案内します。

買取の流れ(申し込みから入金までの全体像)
このページの要点
- 掛軸買取は、お申し込み、査定、金額のご提示、ご契約、お支払いの5段階で進みます。
- 必要書類:古物営業法にもとづく本人確認のため、運転免許証・マイナンバーカード・パスポートなどの提示が必要です。
- 日数:査定は店頭で30分〜1時間、出張は1〜2時間、宅配は到着から1〜3営業日。お支払いは店頭・出張がその場、宅配はご承諾の確認後、原則翌営業日にお振り込みします。
- キャンセル:金額にご納得いただけない場合はその場でお断りいただけます。出張買取には8日間のクーリング・オフが適用されます。
- 相続品の場合:相続した品を売却するときは、相続人であることが分かる書類と、他の相続人の同意を事前にご確認ください。
どの買取方法でも、大きな流れは共通しています。まず全体像を押さえてください。
- お申し込みLINEまたは申込フォーム(メール)から、お品物のおおよその内容とご希望の方法をお知らせください。受付は24時間です。品名や作者が分からなくても構いません。
- 写真での事前確認(任意)写真をお送りいただくと概算の価格帯をご案内できます。この段階で終了されても費用はかかりません。
- 現物の確認・査定店頭、ご自宅(出張)、または宅配でお預かりして拝見します。落款、印章、本紙、表装、軸先、桐箱を順に確認します。
- 金額のご提示査定額と、評価した点・減額した点の内訳をご説明します。ご検討の時間を取っていただいて構いません。
- ご契約金額にご納得いただけた場合のみご契約となります。ここで本人確認書類のご提示をお願いします。
- お支払い店頭・出張はその場で、宅配はご契約の確認後にお振り込みします。
途中でおやめいただいても、査定料、出張料、宅配の送料、返送料はいただきません。方法ごとの違いは掛軸の買取方法4種類の比較をご覧ください。
買取方法別の流れの違い(店頭・出張・宅配)
違うのは、現物を見る場所と、結果が出るまでの時間です。
| 項目 | 店頭買取 | 出張買取 | 宅配買取 |
|---|---|---|---|
| 現物確認の場所 | 店舗 | ご自宅など | 当方の査定拠点 |
| 申し込みから確認まで | ご来店当日 | 2日〜2週間程度 | 発送から2〜4日程度 |
| 査定にかかる時間 | 30分〜1時間 | 1〜2時間(点数による) | 到着から1〜3営業日 |
| お支払い | その場 | その場 | ご承諾後、原則翌営業日に振込 |
| 本人確認 | 書類の提示 | 書類の提示 | 書類の写しを同梱 |
| クーリング・オフ | 対象外 | 対象(8日間) | 対象外 |
クーリング・オフが適用されるのは、ご自宅など店舗以外の場所で買い取る出張買取です。特定商取引法の訪問購入にあたるためで、詳細は後の項で説明します。
必要書類と本人確認(古物営業法に基づく確認)
中古品の買取では、古物営業法にもとづき事業者に本人確認が義務づけられています。盗品等の流通を防ぐための制度で、当方に限らずすべての古物商に課されています。ご協力をお願いします。
使用できる書類
- 運転免許証
- マイナンバーカード(個人番号カード)
- パスポート
- 在留カード・特別永住者証明書
- 住民基本台帳カード(写真付き)
- 健康保険証(住所の記載があるもの。補助書類をお願いする場合があります)
いずれも有効期限内で、氏名・住所・生年月日が確認できるものをご用意ください。記載の住所が現住所と異なる場合は、公共料金の領収書や住民票など、住所を確認できる書類を添えてください。
宅配買取の場合は、書類の写しを同梱していただきます。マイナンバーカードは表面のみで結構です(個人番号が記載された裏面は不要です)。
記録の保存について
買取が成立した場合、古物営業法にもとづき、取引の年月日、品目、特徴、相手方の氏名・住所・職業・年齢を記録し、一定期間保存します。この記録は法令にもとづく管理のために保管するもので、他の目的には使用しません。詳細はプライバシーポリシーと古物営業法に基づく表示をご覧ください。
よくある誤解:本人確認は形式的なもので省略できる
買取時の本人確認は古物営業法にもとづく事業者の義務で、省略できません。書類のご提示がない場合はお取引ができないため、店頭・出張・宅配のいずれの方法でも運転免許証などをご用意ください。
査定当日に確認する内容
査定では、次の順に一点ずつ拝見します。所要時間は掛軸1〜3本で30分から1時間程度です。
- 作者の確認落款(作者の署名と印)、印章、桐箱の箱書、題箋から作者を絞り込みます。
- 肉筆か複製かの判別:ルーペで網点や刷り版のずれを確認し、墨の滲みや絵具の盛り上がりを見ます。
- 真贋の検討:落款の字姿と印影、紙絹の質、表装の年代が、その作家の活動期と整合するかを確認します。
- 寸法と形式:丈と幅、双幅・三幅対か、横物かを確認します。
- 状態:本紙のシミ、カビ、折れ、虫食い、剥落、表装の浮きや裂の傷みを見ます。
- 付属品:共箱、極め箱、二重箱、太巻添軸、鑑定書の有無を確認します。
- 市場の需要:その作家・画題への直近の引き合いを加味します。
入手の経緯や来歴が分かればお知らせください。いつ頃、どこで、誰から譲り受けたかという情報は、真贋の検討材料になります。査定基準の詳細は掛軸の査定基準をご覧ください。
金額提示と契約・キャンセルの取り扱い
査定額をご提示する際は、内訳をご説明します。「この落款はこの作家のもので、代表画題にあたること」「この折れが絵柄を横切っているため、この分を差し引いていること」といった形で、評価した点と減額した点をお伝えします。
その場でお決めいただく必要はありません。ご家族と相談されたい、他社の査定と比べたいという場合は、その旨をお知らせください。ご検討の時間を取っていただけます。提示額の有効期間もあわせてお伝えします。
ご契約後のキャンセルについては、買取方法によって扱いが異なります。
出張買取のクーリング・オフ
ご自宅など店舗以外の場所での買取は、特定商取引法の「訪問購入」にあたります。契約書面を受け取った日から起算して8日以内であれば、書面により無条件で契約を解除できます。違約金や損害賠償を請求されることはありません。また、この8日間は物品の引渡しを拒むことができ、その場でお渡しにならず手元に留めておくことも可能です。事業者には契約時の書面交付義務があり、当方は契約時に書面をお渡しします。
店頭買取と宅配買取はクーリング・オフの対象外ですが、査定額をご提示した段階でのキャンセルはいつでも可能で、費用もいただきません。
入金のタイミングと方法
お支払いの時期は買取方法によって異なります。
| 買取方法 | お支払いの時期 | 方法 |
|---|---|---|
| 店頭買取 | ご契約成立後、その場で | 現金(高額の場合は振込をご案内) |
| 出張買取 | ご契約成立後、その場で | 現金(高額の場合は振込をご案内) |
| 宅配買取 | ご承諾の確認後、原則翌営業日 | ご指定口座へお振り込み |
振込手数料は当方が負担します。お振り込み先は、ご本人名義の口座に限らせていただきます。本人確認書類のお名前と口座名義が一致しない場合、お支払いができません。ご家族の口座への振り込みはお受けできませんのでご注意ください。
金額が大きい場合は、安全のため現金ではなくお振り込みをご案内することがあります。ご希望があらかじめある場合はお知らせください。
代理・相続品を売る場合の手続き
ご本人以外の方が手続きされる場合は、追加の書類をお願いすることがあります。
ご家族の品を代理で売却する場合
所有者ご本人の本人確認書類の写しと、代理の方の本人確認書類、そして委任状をご用意ください。委任状には、所有者の氏名・住所、代理人の氏名・住所、委任する内容を記載していただきます。
相続した品を売却する場合
被相続人から相続された品であることが分かるよう、続柄が確認できる書類(戸籍謄本など)のご提示をお願いすることがあります。相続人が複数いらっしゃる場合は、売却について合意が取れていることをご確認ください。後日のトラブルを避けるため、査定額の内訳を書面でお渡しすることもできます。
成年後見人等が手続きされる場合
登記事項証明書など、権限を確認できる書類をご提示ください。
相続財産としての掛軸の扱いは相続した掛軸の評価と税、遺品整理の進め方は遺品整理・生前整理で出た掛軸をご覧ください。なお、18歳未満の方との取引は行っておりません。
よくあるつまずきと事前準備
手続きが滞りやすいのは、次のような場面です。事前に確認しておくと、当日スムーズに進みます。
- 本人確認書類の有効期限が切れていた/記載住所が現住所と違っていた
- 宅配買取で、本人確認書類の写しを同梱し忘れた(査定結果のご連絡が遅れます)
- 振込先の口座名義が、本人確認書類の氏名と一致していなかった
- 桐箱を別の場所にしまっていて、当日に見つからなかった
- 相続人の間で売却の合意が取れていなかった
- 査定の前に汚れを拭いてしまい、絵具が落ちていた
特に多いのが、桐箱が別の場所にしまわれているケースです。箱書は作者を確認する重要な材料ですので、押入れや納戸を探してみてください。また、鑑定書、購入時の領収書、画廊の栞、展覧会の図録なども判断材料になります。
清掃や修復はなさらないでください。現状のままが最も正確に評価できます。売却前の準備は掛軸を高く売るコツにまとめています。お申し込みは無料査定お申し込みから24時間受け付けています。
よくあるご質問
掛け軸買取はどのような流れで進みますか
お申し込み、査定、金額のご提示、ご契約、お支払いの順に進みます。お申し込みはLINEまたは申込フォーム(メール)から24時間受け付けており、品名や作者が分からなくても構いません。次に店頭・出張・宅配のいずれかで現物を拝見し、評価した点と減額した点をあわせて金額をご提示します。ご納得いただければご契約となり、店頭と出張はその場、宅配はご承諾の確認後に原則翌営業日でお支払いします。
買取に必要な書類は何ですか
古物営業法にもとづき事業者に本人確認が義務づけられているため、本人確認書類をご用意ください。使用できるのは、運転免許証、マイナンバーカード、パスポート、在留カード・特別永住者証明書、住民基本台帳カード(写真付き)、住所の記載がある健康保険証です。いずれも有効期限内で、氏名・住所・生年月日が確認できるものに限ります。記載住所が現住所と異なる場合は、公共料金の領収書や住民票を添えてください。
買取方法によって流れや日数は変わりますか
申し込みから確認までの日数と査定時間が変わります。店頭はご来店当日に査定30分〜1時間、出張はお申し込みから2日〜2週間程度で訪問し査定1〜2時間(点数による)、宅配は発送から2〜4日程度で到着し、到着から1〜3営業日で査定します。クーリング・オフの対象になるのは出張買取(8日間)のみで、店頭と宅配は対象外です。比較は買取方法(店頭・出張・宅配)をご覧ください。
査定では何をどの順に確認するのですか
一点ずつ、作者(落款・印章・箱書からの特定)、肉筆か複製か、寸法と状態、表装と軸先、共箱などの付属品、画題の需要という順に拝見します。所要時間は掛軸1〜3本で30分から1時間程度です。10倍程度のルーペで網点の有無を確認し、斜めからの光で絵具の盛り上がりを見ます。真贋の検討に資料の照合が必要な場合は、お預かりして後日ご連絡することがあります。
マイナンバーカードは裏面も必要ですか
表面のみで結構です。個人番号が記載された裏面は不要ですので、コピーや撮影の際は表面だけをお送りください。宅配買取では書類の写しを同梱していただきます。なお買取が成立した場合は、古物営業法にもとづき取引の年月日、品目、特徴、相手方の氏名・住所・職業・年齢を記録し一定期間保存します。この記録は法令にもとづく管理のためのもので、他の目的には使用しません。
代金はいつどのように支払われますか
店頭買取と出張買取はご契約成立後その場で現金でお支払いし、金額が大きい場合は安全のためお振り込みをご案内します。宅配買取はご承諾の確認後、原則翌営業日にご指定口座へお振り込みし、振込手数料は当方が負担します。お振り込み先はご本人名義の口座に限られ、本人確認書類のお名前と口座名義が一致しない場合はお支払いができません。ご家族の口座への振り込みはお受けできません。
契約後に取りやめることはできますか
出張買取は、契約書面を受け取った日から起算して8日以内であれば、書面により無条件で契約を解除できます。違約金や損害賠償を請求されることはありません。またこの8日間は物品の引渡しを拒むことができ、その場でお渡しにならず手元に留めておくことも可能です。事業者には契約時の書面交付義務があり、当方は書面をお渡ししたうえで進めます。店頭買取と宅配買取はクーリング・オフの対象外です。
家族の品や相続した掛け軸を売る場合はどうすればよいですか
ご家族の品を代理で売却される場合は、所有者ご本人の本人確認書類の写し、代理の方の本人確認書類、委任状(所有者と代理人の氏名・住所、委任する内容を記載)をご用意ください。相続した品の場合は、続柄が確認できる書類(戸籍謄本など)のご提示をお願いすることがあります。相続人が複数いる場合は売却の合意をご確認ください。成年後見人等の場合は登記事項証明書など権限を確認できる書類が必要です。
手続きでつまずきやすい点はどこですか
多いのは、本人確認書類の有効期限切れや記載住所の相違、宅配買取での書類の写しの同梱忘れ(結果のご連絡が遅れます)、振込先の口座名義が本人確認書類と一致していないこと、桐箱を別の場所にしまっていて当日に見つからないこと、相続人の間で売却の合意が取れていないこと、査定前に汚れを拭いて絵具が落ちてしまうことです。清掃や修復はなさらず、現状のままお見せください。