SHOGA
日本画買取|巨匠から近現代作家まで無料査定
日本画とは、岩絵具・膠・和紙や絹を用いて描かれる絵画で、額装・軸装・板絵の形式があります。日本画の買取は、作家名・落款・共シールの確認から始まります。額装・軸装・板絵・素描まで対応し、真贋に不安がある作品も現物確認まで費用はかかりません。巨匠から近現代の作家まで直近の動向を踏まえて査定します。

日本画買取の対応品目(額装・軸装・板絵)
このページの要点
- 日本画の買取は、作家名・落款・共シールの確認から始まり、額装・軸装・板絵・素描まで対象です。
- 価格帯:複製・印刷0〜5,000円/作者不明の肉筆1,000〜3万円/地方画壇・郷土作家3,000〜5万円/現役・近年物故の中堅作家1万〜30万円/物故の人気作家5万〜100万円/近代日本画の巨匠30万円以上(真筆・状態並以上の場合)。
- 号数:0号(約18×14cm)から100号(約162×130cm)まで規格があり、号数が大きいほど評価が上がる傾向があります。
- 査定で見るところ:真贋、共シール、落款、保存状態の4点です。
- 実績例:近代日本画の巨匠の額装(15号・共シール・登録票あり)240万円、院展系人気作家の額装(10号)38万円という取引例があります。
膠で溶いた岩絵具・水干絵具・墨・胡粉などを用いて、和紙や絹に描かれた絵画を日本画と呼びます。形態を問わずお受けします。
- 額装の日本画。近現代の作品に多い形式。号数(大きさの単位)で流通します。
- 軸装の日本画(掛軸)。詳細は日本画掛軸買取でも扱っています。
- 板絵、衝立、杉戸絵。
- 下絵・素描・写生帖。本画に至る過程の作でも、作家が特定できれば対象です。
- 屏風・襖に仕立てられた日本画。
- 色紙・短冊に描かれた日本画。
- 院展・日展などの出品作、画廊で購入された作品。
日本画の買取価格帯・相場の目安
作家の格が金額の大半を決めます。同じ作家でも、額装の号数や軸装かどうかで幅が出ます。
| 区分 | 買取価格帯の目安 | 上限側に振れる条件 |
|---|---|---|
| 近代日本画の巨匠(真筆) | 30万〜数百万円 | 代表画題、共シール・共箱、大きな号数 |
| 物故の人気作家(院展・日展系) | 5万〜100万円 | 画歴が確立、来歴資料が残る |
| 現役・近年物故の中堅作家 | 1万〜30万円 | 画廊での取扱いがある、状態良好 |
| 地方画壇・郷土作家 | 3,000〜5万円 | 地元での知名度、代表的な画題 |
| 作者不明・肉筆 | 1,000〜3万円 | 作行きがよい、時代がある |
| 複製・印刷 | 0〜5,000円 | 限定摺の木版で状態がきれい |
掲載価格について
市場動向・作品の状態により変動します。掲載価格は過去の取引をもとにした目安であり、買取価格を保証するものではありません。
号数の目安として、額装作品では0号(約18×14cm)から100号(約162×130cm)まで規格があり、同じ作家なら号数が大きいほど高くなる傾向があります。ただし小品でも代表的な画題であれば評価は上がります。
高価買取につながりやすい作家と条件
ご依頼の多い作家と、その作家で評価が上がる条件を挙げます。
| 作家 | 評価が上がる条件 |
|---|---|
| 横山大観 | 富士・朝陽の景。共シールと登録票。複製が多く真贋確認が要点 |
| 川合玉堂 | 鮎、雨の田園。共箱があること |
| 竹内栖鳳 | 動物画。京都画壇の系譜が追える資料 |
| 上村松園 | 肉筆であること。木版複製が非常に多い |
| 東山魁夷 | 青の風景。版画は人気シリーズかどうか |
| 平山郁夫 | シルクロード題材。肉筆か版画かの区別 |
| 小林古径 | 清澄な線描。素描も評価の対象 |
各作家の詳細は横山大観、川合玉堂、竹内栖鳳、上村松園、東山魁夷、平山郁夫、小林古径の各ページをご覧ください。一覧は取扱作家一覧と作家別の買取価格の目安にあります。
作家が一覧にない場合も対象外にはなりません。地方画壇の作家、画号でのみ知られる作家についても調べたうえで評価します。
額装の日本画も掛け軸と同じように売れますか?
売れます。ただし作家の評価が中心となる点は共通で、額装であることが直接の加点にはなりません。
よくある誤解:裏板のシールは剥がしてから出すべきだ
裏板に貼られた画廊・展覧会・鑑定機関のシールは、来歴をたどる重要な手がかりです。剥がすと裏づけが失われて評価が下がることがあるため、そのままの状態でお出しください。
査定で見るポイント(真贋・共シール・落款・状態)
額装の日本画では、作品本体だけでなく付属物と裏側に重要な情報が集まっています。
- 共シール
- 作家本人が作品名・署名を記した紙で、額の裏に貼られます。作家と作品を結びつける材料になるため、剥がさないでください。
- 落款・サイン
- 画面の隅にある号と印。額装作品ではマットに隠れていることがあります。
- 画廊・展覧会のシール
- 裏板に貼られた小さなシール。購入元や出品歴をたどる手がかりになります。
- 鑑定機関の登録票
- 作家によっては鑑定機関が発行する登録票・鑑定書があります。あると流通の幅が広がります。
- 状態
- 絵具の剥落、シミ、日焼け、額のガラスに当たった跡。日本画は膠で絵具を留めているため、湿気や振動で剥落が起きることがあります。
当社が行うのは査定です
真贋の判断(鑑定)は、作家ごとの鑑定機関や鑑定人が行うものです。当社が行うのは買取価格の算定(査定)で、真贋を最終確定するものではありません。判断が割れる作品については、第三者鑑定を挟む選択肢もあわせてご説明します。詳しくは鑑定書・真贋の考え方をご覧ください。
共シールとは何ですか?
作家や画廊が作品の裏や額裏に貼った、作品名と作者名を記したシールです。真贋を裏づける材料のひとつとして評価に反映されます。
日本画の買取実績
日本画の買取実績は9,000円から240万円の幅に分布しています。金額を分けたのは作家の格と、共シール・鑑定書の有無です。お受けした日本画の例です。過去の個別の取引であり、同じ作家でも号数と状態によって金額は変わります。
| 品物 | 状態・付属 | 買取価格 |
|---|---|---|
| 近代日本画の巨匠 額装(15号) | 共シール、登録票あり | 240万円 |
| 院展系人気作家 額装(10号) | 共シール、状態良好 | 38万円 |
| 中堅作家 額装(6号) | 画廊シールあり、額に擦れ | 6万5,000円 |
| 郷土作家の板絵 | サインあり、表面に汚れ | 9,000円 |
| 物故作家の素描・写生 12点 | まとめて、一部にシミ | 4万2,000円 |
掲載価格について
市場動向・作品の状態により変動します。掲載価格は過去の取引をもとにした目安であり、買取価格を保証するものではありません。
他の事例は掛軸・書画の買取実績をご覧ください。
買取方法の選び方と搬出の相談
額装の日本画は、号数が大きくなると一人では動かせません。搬出を含めて対応しますので、無理に運ばないでください。
| 状況 | 向いている方法 |
|---|---|
| 20号以上の額装、壁掛けのまま | 出張買取。取り外しから行います |
| 10号以下の額装、軸装 | 宅配買取または店頭 |
| 複数点まとめて | 出張買取。一度で済みます |
| まず金額を知りたい | LINE写真査定 |
宅配でお送りいただく場合、額から外す必要はありません。ガラスが入った額は割れの原因になりますので、可能であればガラス面に養生テープを貼り、段ボールで挟んでください。梱包の手順は宅配買取にまとめています。
買取の流れと必要書類
受付は24時間、LINEまたはメール(申込フォーム)で承ります。査定料・出張料・宅配送料・キャンセル料はいただきません。
- 作品全体、サイン・落款、額の裏(シール類)、傷みの部分を撮影してお送りください。
- 概算の価格帯と、現物確認で見たい点をご返信します。
- 店頭・出張・宅配のいずれかで拝見します。
- 金額と根拠をご説明し、ご納得いただけた場合のみ契約に進みます。
- 本人確認のうえ、お支払いとなります。
本人確認は古物営業法にもとづく義務で、運転免許証・マイナンバーカードなどのご提示が必要です。出張買取は特定商取引法の訪問購入にあたり、8日間のクーリング・オフの対象です。詳しくは買取の流れ・必要書類と古物営業法に基づく表示をご覧ください。
対応エリアと出張・宅配買取
全国41店舗と出張・宅配で対応しています。店舗のない地域にも出張で伺います。ご来店は事前にご連絡をお願いします。
主な地域の窓口は東京都の掛軸買取、神奈川県の掛軸買取、埼玉県の掛軸買取、大阪府の掛軸買取、京都府の掛軸買取、愛知県の掛軸買取、福岡県の掛軸買取、北海道の掛軸買取にあります。全体の一覧は対応エリア・全国41店舗からご確認ください。
遠方や離島の場合は宅配買取が便利です。送料・返送料はいただきません。お申し込みは無料査定お申し込みから、方法の比較は掛軸の買取方法4種類の比較をご覧ください。
掛け軸形式の日本画をお持ちの方へ
掛軸に仕立てられた日本画は、額装とは市場が分かれます。表装の裂、軸先、共箱といった額装にはない要素が評価に加わり、逆に共シールは通常ありません。
掛軸形式の日本画については日本画掛軸買取で、落款の確認方法、肉筆と複製の見分け方、価格帯の目安を解説しています。画題別のご案内としては花鳥画掛軸買取、山水画掛軸買取、美人画掛軸買取もあります。
掛軸と額装の両方をお持ちの場合は、一度のご依頼でまとめて拝見します。どちらのページからお申し込みいただいても構いません。掛軸の分類全体は掛軸の買取品目一覧(15カテゴリ)からご確認いただけます。
ほかの書画は掛軸以外の書画買取(日本画・洋画・版画ほか)から確認できます。関連するページは日本画掛軸買取、額装絵画買取、作家別は取扱作家一覧と作家別の買取価格の目安をご覧ください。
よくあるご質問
日本画はいくらで買い取ってもらえますか
目安は、近代日本画の巨匠の真筆が30万〜数百万円、物故の人気作家(院展・日展系)が5万〜100万円、現役・近年物故の中堅作家が1万〜30万円、地方画壇・郷土作家が3,000〜5万円、作者不明の肉筆が1,000〜3万円、複製・印刷が0〜5,000円です。実績では近代日本画の巨匠の額装(15号、共シール、登録票あり)が240万円、院展系人気作家の額装(10号)が38万円でした。
日本画の査定では何を確認しますか
真贋、共シール、落款、状態の4点です。額装であれば裏板や額裏に貼られた共シール(作家名と作品名を記した札)、画廊のシール、鑑定登録票を確認し、軸装であれば落款・印章・共箱の箱書を見ます。加えて本紙の状態、絹本か紙本か、彩色の質を確認します。実績で金額を分けたのは、作家の格と、共シール・鑑定書の有無でした。
号数が大きいほど高くなりますか
同じ作家であれば号数が大きいほど高くなる傾向がありますが、比例するわけではありません。額装作品では0号(約18×14cm)から100号(約162×130cm)まで規格があり、小品でも代表的な画題であれば評価は上がります。大作は置き場所が限られるため、号あたりの単価が下がることもあります。作行きと画題の需要とあわせて判断します。
額装と掛け軸ではどちらが高く売れますか
形態そのもので優劣は決まりません。同じ作家でも、代表画題であるか、共シールや共箱がそろうか、状態がよいかで金額が変わります。額装は作品本体の評価が中心で額は付属扱い、掛軸は表装の格と本紙の状態が加わる、という違いがあります。掛軸形式に限った査定の見方は日本画掛軸買取に掲載しています。
素描や下絵、写生帖も買い取ってもらえますか
対象です。実績では物故作家の素描・写生12点(まとめて、一部にシミ)が4万2,000円でした。本画と比べると価格帯は下がりますが、資料性が高い作家では評価が付きます。写生帖や画帖にまとまっている場合は冊のままお出しください。画帖・折帖の見方は画帖・折帖買取で解説しています。
大きな額装作品はどうやって出せばよいですか
20号以上の額装作品や壁に掛かったままの作品は、無理に動かさず出張買取をご利用ください。取り外しから行いますので、落下の危険を避けられます。10号以下の額装作品や軸装であれば、宅配買取または店頭買取が便利です。宅配は梱包キットを無料でお送りし、送料と返送料もいただきません。
作者が分からない日本画でも査定できますか
お受けします。作者不明の肉筆は1,000〜3万円が目安で、作行きがよく時代があれば評価の対象です。額裏のシールや画廊の証紙、購入時の資料が残っていれば手がかりになりますので、剥がさずそのままお見せください。実績では郷土作家の板絵(サインあり、表面に汚れ)が9,000円でした。
日本画の買取はどう申し込めばよいですか
受付は24時間、LINEまたはメール(申込フォーム)で承ります。査定料・出張料・宅配送料・キャンセル料はいただきません。写真は、作品の全体、サインや落款の寄り、共シールや裏板、傷みのある箇所を撮ってお送りください。買取時の本人確認は古物営業法にもとづく義務で、運転免許証・マイナンバーカードなどのご提示が必要です。手順は買取の流れ・必要書類をご覧ください。