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屏風・襖絵買取|金屏風・六曲一双の出張査定
屏風とは、複数の扇(面)をつないで折りたためるようにした調度で、絵や書が描かれます。屏風・襖絵の買取は、絵の作者、金地の状態、縁や蝶番の傷み具合を見て査定します。六曲一双や二曲一隻、襖絵にも対応し、大型で運べない品はスタッフが伺い搬出まで行います。

屏風・襖絵の買取対応品目
このページの要点
- 屏風・襖絵の買取は、絵の作者、金地の状態、縁と蝶番の傷み具合を見て査定します。
- 価格帯:作者不明・量産の屏風0〜1万円/無地の金屏風(近現代)5,000〜5万円/襖絵(外した状態)1万〜50万円/近代日本画家の屏風5万〜100万円/江戸期の紙地・墨画屏風10万〜100万円/江戸期以前の金地屏風50万円以上(一双でそろい絵師が特定できる場合)。
- 形式の数え方:「六曲一双」は6面の屏風が2隻で一組、「二曲一隻」は2面の屏風が1隻という意味です。
- 搬出:高さ150cm前後・1面の幅60cm前後と大型のため、出張買取での対応が前提になります。
- 実績例:江戸期の金地花鳥図 六曲一双210万円、近代日本画家の二曲一双(共箱)48万円という取引例があります。
建具や調度に描かれた大型の絵画を扱います。折り畳めるもの、外して持ち出せるものが中心です。
- 屏風。六曲一双、六曲一隻、二曲一隻、四曲一隻など。金地・銀地・紙地を問いません。
- 金屏風。慶事や式典に用いる無地の金屏風も含みます。
- 襖絵。建具から外した状態、または引手・縁が付いたまま。
- 衝立、貼付壁、杉戸絵。
- 枕屏風、風炉先屏風など小型の屏風。
- 書を貼り込んだ屏風、色紙・扇面を押した貼交屏風。
掛軸は掛軸の買取品目一覧(15カテゴリ)、額装作品は額装絵画買取で扱います。屏風と掛軸が一緒にある場合も、一度のご依頼でまとめて拝見します。
屏風の買取価格帯の目安
屏風は絵師と時代、そして金地かどうかで大きく分かれます。無地の金屏風は装飾品としての需要で評価します。
| 区分 | 買取価格帯の目安 | 上限側に振れる条件 |
|---|---|---|
| 江戸期以前の金地屏風(絵師が特定できる) | 50万〜数百万円 | 一双でそろう、金地の状態がよい、極めがある |
| 江戸期の紙地・墨画屏風 | 10万〜100万円 | 絵師が特定できる、六曲で大きい |
| 近代日本画家の屏風 | 5万〜100万円 | 共箱、代表画題、状態良好 |
| 襖絵(外した状態) | 1万〜50万円 | 絵師が特定でき、そろいで残る |
| 無地の金屏風(近現代) | 5,000〜5万円 | 金箔の傷みが少なく、実用に耐える |
| 作者不明・量産の屏風 | 0〜1万円 | 状態がよく、そのまま飾れる |
掲載価格について
市場動向・作品の状態により変動します。掲載価格は過去の取引をもとにした目安であり、買取価格を保証するものではありません。
他の形態との比較は掛軸以外の書画買取(日本画・洋画・版画ほか)をご覧ください。
評価のポイント(作者・金地・時代・扇数・状態)
屏風で金額を決める要素を、影響の大きい順に整理します。
- 作者
- 落款・印章、箱書、伝来資料から確認します。屏風は落款が右隻の右端、左隻の左端に入るのが通例です。無款の作も多く、その場合は画風と時代で判断します。
- 金地かどうか
- 金箔を全面に押した金地屏風は、それだけで手間と材料費がかかっています。箔の継ぎ目(箔足)が規則正しく見えるかを確認します。金泥を塗ったものや、金色の紙を貼ったものとは評価が異なります。
- 時代
- 下地に使われた反古紙(裏張りに用いた古文書)、縁の造り、蝶番の形式から推し量ります。古い屏風は和紙の紙蝶番、近代以降は金具を使うことがあります。
- 扇数と一双・一隻
- 六曲一双(6面の屏風が2つで一組)が最も格が高く、そろっていれば評価が上がります。片隻のみでも買取は可能です。
- 状態
- 本紙の破れ、虫食い、シミ、絵具の剥落。縁の擦れ、蝶番の切れ、下地の浮き。折り目に沿った傷みが出やすい形態です。
状態と価格の関係は掛軸の査定基準でも整理しています。
屏風はどこを見て評価しますか?
作者、金地の残り、時代、扇数、縁や蝶番の傷みです。金箔が広く剥落した屏風では、絵の評価があっても大きく減額されます。
よくある誤解:縁や蝶番が傷んでいると値が付かない
縁の擦れや蝶番の緩みは修理の範囲で、評価の中心はあくまで絵と金地の状態です。虫食いが数か所あり下地に浮きの出た江戸期の水墨山水 六曲一隻が32万円で取引された例もあり、傷みを理由にお断りすることはありません。
六曲一双など形式の数え方と見方
屏風の数え方は独特で、査定の際にお伺いすることがあります。次のとおりです。
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| 曲(きょく)/扇(せん) | 折り畳む面の数。6面なら六曲 |
| 隻(せき) | 屏風1つを数える単位 |
| 双(そう) | 2隻で一組になっているもの |
| 六曲一双 | 6面の屏風が2つ、計12面で一組 |
| 六曲一隻 | 6面の屏風が1つ。もとは一双だった場合もある |
| 二曲一双 | 2面の屏風が2つ。近代の作品に多い形式 |
お問い合わせの際は「面の数」と「屏風が何個あるか」をお知らせいただければ結構です。専門用語でお伝えいただく必要はありません。
右隻・左隻の見分け
一双の屏風は、向かって右に置くものを右隻、左に置くものを左隻と呼びます。四季を描いた屏風では、右隻に春夏、左隻に秋冬が描かれるのが通例です。片隻しかない場合、どちらであるかも査定の手がかりになります。
出張買取での搬出条件と事前確認事項
六曲一双の屏風は、1隻でも高さ150cm前後、畳んだ状態で幅60cm前後、重さは20kgを超えることがあります。安全に運び出すため、事前に次の点をお知らせください。
- 設置場所(何階か、蔵か母屋か)。
- 屏風の高さと、畳んだ状態の幅・厚み。おおよそで結構です。
- 搬出経路の幅。廊下、階段の折り返し、玄関の開口部。
- エレベーターの有無と、その扉の大きさ。
- 敷地内にトラックを停められるか。停められない場合は最寄りの駐車位置までの距離。
- 屏風の点数。複数ある場合は台数を調整します。
無理に動かさないでください
屏風は蝶番でつながっているため、片側だけ持ち上げると自重で折れ、本紙が裂けることがあります。畳んだまま立てて保管し、そのままの状態でお待ちください。査定の際にこちらで広げます。
搬出には人数が必要な場合があり、その分の日程調整をいたします。費用はいただきません。詳しくは出張買取をご覧ください。
大きな屏風でも出張査定に来てもらえますか?
伺います。六曲一双は畳んだ状態でも重量があるため、搬出経路と階数を事前にお知らせください。
屏風の買取実績
屏風・襖絵の買取実績は1万8,000円から210万円の幅に分布しています。金額を分けたのは作者の特定、金地の残り、扇や縁の傷み具合です。お受けした屏風・襖絵の例です。過去の個別の取引であり、同じ形式でも絵師と状態によって金額は変わります。
| 品物 | 状態・付属 | 買取価格 |
|---|---|---|
| 江戸期の金地花鳥図 六曲一双 | 縁に傷み、絵は良好 | 210万円 |
| 江戸期の水墨山水 六曲一隻 | 虫食い数か所、下地に浮き | 32万円 |
| 近代日本画家の二曲一双 | 共箱、状態良好 | 48万円 |
| 寺院の襖絵 8面 | 引手付き、シミあり | 26万円 |
| 無地の金屏風 二曲一双 | 箔に擦れ、実用可 | 1万8,000円 |
掲載価格について
市場動向・作品の状態により変動します。掲載価格は過去の取引をもとにした目安であり、買取価格を保証するものではありません。
他の事例は掛軸・書画の買取実績をご覧ください。
買取の流れと写真査定の撮り方
受付は24時間、LINEまたはメール(申込フォーム)で承ります。査定料・出張料・キャンセル料はいただきません。
- 写真をお送りいただき、概算の価格帯と搬出の可否をご案内します。
- 訪問日を調整します。搬出に人数が必要な場合はその旨をお伝えします。
- 現地で広げて確認し、金額と根拠をご説明します。
- ご納得いただけた場合のみ契約し、本人確認のうえお支払いに進みます。
写真の撮り方
- 広げられる場合は、1隻ずつ正面から全体を撮ってください。
- 広げられない場合は、畳んだ状態と、開ける範囲だけで結構です。無理をしないでください。
- 落款・印がある端の面を寄りで1枚。
- 縁、蝶番、裏面の状態を各1枚。
- 設置場所と搬出経路が分かる写真もあると、当日の段取りが正確になります。
手順の詳細はLINE写真査定と買取の流れ・必要書類をご覧ください。
対応エリアと出張買取のご案内
全国41店舗と出張で対応しています。屏風は宅配に向かない大きさですので、原則として出張買取でのご対応となります。店舗のない地域にも伺います。
主な地域の窓口は東京都の掛軸買取、神奈川県の掛軸買取、埼玉県の掛軸買取、大阪府の掛軸買取、京都府の掛軸買取、愛知県の掛軸買取、福岡県の掛軸買取にご案内があります。全体の一覧は対応エリア・全国41店舗からご確認ください。
ご自宅に伺って買い取る場合は特定商取引法の訪問購入にあたり、8日間のクーリング・オフと、その期間中の物品引渡しを拒む権利があります。書面をお渡ししたうえで進めますので、その場でご決断いただく必要はありません。詳しくは古物営業法に基づく表示をご覧ください。お申し込みは無料査定お申し込みからどうぞ。
ほかの書画は掛軸以外の書画買取(日本画・洋画・版画ほか)から確認できます。関連するページは日本画買取、作家別は狩野探幽の掛軸買取、出張の条件は出張買取をご覧ください。
よくあるご質問
屏風はいくらで買い取ってもらえますか
目安は、江戸期以前の金地屏風(絵師が特定できる)が50万〜数百万円、江戸期の紙地・墨画屏風が10万〜100万円、近代日本画家の屏風が5万〜100万円、外した状態の襖絵が1万〜50万円、無地の金屏風(近現代)が5,000〜5万円、作者不明・量産の屏風が0〜1万円です。実績では江戸期の金地花鳥図六曲一双(縁に傷み、絵は良好)が210万円でした。
屏風の査定では何を見るのですか
作者、金地の残り、時代、扇数、状態の5点です。六曲一双(6面の屏風が2つで一組)が最も格が高く、そろっていれば評価が上がります。金地は箔の剥がれや黒ずみ、紙地は虫食いや下地の浮きを確認し、縁の傷みと蝶番の緩みも見ます。実績では江戸期の水墨山水六曲一隻(虫食い数か所、下地に浮き)が32万円でした。
六曲一双や一隻とはどういう意味ですか
曲(きょく)または扇(せん)は折り畳む面の数で、6面なら六曲です。隻(せき)は屏風1つを数える単位、双(そう)は2隻で一組になっているものを指します。六曲一双は6面の屏風が2つ、計12面で一組、六曲一隻は6面の屏風が1つ(もとは一双だった場合もあります)、二曲一双は2面の屏風が2つで、近代の作品に多い形式です。
片隻だけでも買い取ってもらえますか
片隻のみでも買取は可能です。一双でそろっていれば評価は上がりますが、そろっていないという理由でお断りすることはありません。もとは一双だった六曲一隻も、絵師が特定でき状態がよければ10万〜100万円の範囲で評価します。残っている分だけでもご相談ください。
運べない屏風はどうすればよいですか
運ばずに出張買取をご利用ください。六曲一双の屏風は、1隻でも高さ150cm前後、畳んだ状態で幅60cm前後、重さが20kgを超えることがあります。搬出はスタッフが行いますので、無理に動かさないでください。屏風は宅配に向かない大きさのため、原則として出張でのご対応となります。査定料も出張料もいただきません。
出張前に伝えておくことはありますか
安全に運び出すため、屏風の設置場所(何階か、部屋のどこか)、通路や階段の幅、玄関の開口幅、エレベーターの有無、扇数と形式(六曲一双など)をお知らせください。可能であれば設置状況が分かる写真もお送りいただくと、当日の人員と資材を準備できます。搬出に支障がある場合は事前にご相談します。
襖絵も買い取ってもらえますか
外した状態の襖絵が対象で、1万〜50万円が目安です。絵師が特定でき、そろいで残っていれば上限側に振れます。実績では寺院の襖絵8面(引手付き、シミあり)が26万円でした。建具に取り付けられたままの場合は、取り外しの可否を含めてご相談ください。搬出はスタッフが行います。
屏風の写真はどう撮ればよいですか
広げられる場合は、1隻ずつ正面から全体を撮ってください。加えて、落款・印がある端の面を寄りで1枚、縁・蝶番・裏面の状態を各1枚お送りください。広げる場所がない場合は、畳んだ状態の外観と設置場所の写真で構いません。無理に広げると蝶番を傷めますので、そのままで結構です。受付は24時間、LINEまたはメール(申込フォーム)で承ります。
その場で決めずに考えることはできますか
ご自宅に伺って買い取る場合は特定商取引法の訪問購入にあたり、契約書面を受け取った日から起算して8日間のクーリング・オフと、その期間中の物品引渡しを拒む権利があります。書面をお渡ししたうえで進めますので、その場でご決断いただく必要はありません。制度の詳細は古物営業法に基づく表示・許可/登録に記載しています。